玉木伸弥の経歴は?タマホーム社長の実績/年収/家族を調査

玉木伸弥の経歴

玉木伸弥さんは住宅メーカー「タマホーム株式会社」の代表取締役社長です。

タマホームというとTVコマーシャルで数多くの芸能人を起用し、「♪ハッピーライフ、ハッピーホーム、タマホーム」の歌詞を使った様々な演出が印象的でもあります。ローコスト住宅業界の中で最も有名なハウスメーカであるタマホームの社長はタマホーム以外にもある公益財団でも活動されているそうです。

今回は、そんな玉木伸弥さんの経歴や実績、推定年収、家族についてご紹介していきます。

玉木伸弥とは

玉木伸弥の顔画像
タマホームのHPより

玉木伸弥さんはタマホーム株式会社の二代目社長を務める人物です。

タマホームの創業者は父親の玉木康裕さんで、現在は代表取締役会長となっています。玉木伸弥さんは長男で、2018年に39歳という若さで大手住宅メーカーの社長となりました。

大学卒業後、タマホームに入社してから階段を駆け上がるように昇進を続け、実績を残し続けてきた元敏腕社員でもあります。

玉木伸弥のプロフィール

  • 本名:玉木 伸弥(たまき しんや)
  • 出身地:福岡県筑後市
  • 生年月日:1978年10月13日
  • 年齢:42歳(2021年9月現在)
  • 学歴:福岡大学商学部
  • 趣味:不明
  • SNS :無し

玉木伸弥の経歴

玉木伸弥さんは福岡県出身で、父親はタマホーム創業者の玉木康裕さん、弟が監査役員の玉木克弥さんです。

2001年に進学した福岡大学商学部を卒業し、2001年6月にタマホーム株式会社へと入社しました。入社後8ヶ月で創文部長代理へと昇進、2004年6月には広告宣伝部長となります。

その後も執行役員、取締役、常務取締役、専務取締役と年々昇進を遂げて2013年には取締役副社長となり、2018年にタマホーム株式会社の代表取締役社長へと就任しました。
ちょうどタマホームの創業20周年を境に社長交代となったようです。
ちなみに前社長の玉木康裕さんは代表取締役会長として今も会社を見守られています。

タマホームは創業当時から3つの目標を掲げています。
内1つの「東証一部上場」という目標は2013年、当時玉木さんが専務取締役を務めていた時に達成し、今は社長として残り2つの「1兆円企業」「業界ナンバー1」の長期目標達成に向けて奮闘されています。

玉木伸弥の推定年収・資産

玉木伸弥さんの推定年収は約2億円とされています。
内訳はタマホーム株式会社の役員報酬が9,500万円、利益配当が8,700万円と予想されていて、その合計が1億8,200万円という計算です。

尚、資産に関しては玉木伸弥さんは自社株を871,700株持っています。2021年のタマホームの株価より計算すると玉木伸弥さんの予想資産は約26億円となります。
玉木伸弥さんの自宅は東京都港区にあるタワーマンションにお住まいとのことですので、自宅も含めると総資産は30億円ほどであると予想されます。

ちなみに、父親の玉木康裕さんの総資産は46.1億円で年収2億円とされています。

玉木伸弥の家族・結婚情報

玉木伸弥さんの家族構成は既婚者で、少なくとも2人のお子さんに恵まれているようです。奥様や子供の詳細は一般人なので公表されていませんが、2人目は2015年に奥様が妊娠7ヶ月の娘さんということは玉木さんご本人が発表されています。

情報としては2015年が最後となっていますので、お子さんは2人以上いらっしゃる可能性も考えられます。

玉木伸弥の現在

玉木伸弥さんは2021年現在もタマホーム株式会社の社長を務めています。

タマホームでは毎年福岡市を中心とした文化や芸術・スポーツなどのイベント事業に協賛しています。これは玉木伸弥さんが社長交代となった後も変わっていません。

現在はコロナによる影響でイベント自体が行われていないのですが、今後イベントの再開と共に応援を続けられるのだと思います。

タマホーム株式会社とは

タマホーム株式会社のHP
タマホーム株式会社のHPより

玉木伸弥さんが社長を務めるタマホーム株式会社は、木造住宅の注文住宅を建築する会社です。

元々は本社のある福岡県を中心に九州地方を基盤に営業をおこなってきましたが、現在は本社も東京へと移し、全国的に店舗を設置し全国区の有名ハウスメーカーとなっています。

タマホームはCM作りに力を入れている企業で、知名度が上がったきっかけもCMがポイントと考えられています。「♪ハッピーライフ、ハッピーホーム、タマホーム」という印象的な歌詞とともに、大物芸能人の起用が得意で、過去には木村拓哉さん、みのもんたさん、北島三郎さん、加山雄三さん、THE ALFEEなど数多くの有名芸能人が登場しています。

2016年には創業地となる福岡県筑後市に建設された「HAWKSベースボールパーク筑後」の命名権を取得し、「タマホームスタジアム 筑後」と命名しました。

2020年には売上2,000億円を達成するなど、今勢いがあるハウスメーカーの1社です。

タマホーム株式会社のサービス・事業内容

タマホームの家
タマホーム株式会社のHPより

タマホームでは建築に関する事業を4項目に分けて行っています。
以下にて各事業内容のサービスについてまとめました。

注文住宅

メインともいえる注文住宅事業はタマホーム株式会社を設立した当時から行ってきた事業部です。
玉木康裕会長が創業前にアメリカに訪れた時に“日本の家は高すぎる”と感じ、家づくりに関するコストを徹底的に削減し「高品質・適正価格」を追求してきました。

コスト削減に成功しているポイントは「施工の直接管理」です。
中間業者を挟まず、自社で行うことで中間マージン料の削減につながります。また、高品質・低価格に国産木材を安定的に生産し供給するシステムを確立した「タマストラクチャー」により市場相場や次期に左右されず安定した価格で木材の仕入れも可能となっていて、このシステムはグッドデザイン賞も受賞されています。

家づくりに必ず必要となるキッチン・バス・トイレ等の住宅設備も大量購入することでコスト削減につながり、高品質でありながらもローコストな注文住宅を建てることが可能となります。

タマホームの商品ラインナップは複数あり、HPにて建築予定の省エネ地域区分により適した商品ラインナップを見ることが可能です。
住宅の引き渡し後も地盤やシロアリ、瑕疵担保などの保証も十分についています。

戸建分譲住宅

タマホーム株式会社では注文住宅以外に分譲住宅も行っています。

建築工法等は注文住宅と同じで高品質・適正価格な分譲住宅です。
住宅設備に関しても、タマホームの強みである大量注文でのコスト削減により機能的で質の高い設備を標準装備としています。

間取りや外構も注文住宅で培ってきたノウハウを活用し、時代とニーズにそった暮らしやすいプランニングを徹底されているようです。
各都道府県の分譲住宅はタマホームHPにて確認ができます。

リフォーム

タマホームのリフォームは戸建てだけでなく、アパート・マンション等の集合住宅、店舗、施設も対応しています。他社で建築された住宅のリフォームも可能です。

また、「ハッピーライフクラブ」という施工後に思わぬトラブルが発生しても365日24時間すぐに対応してもらえる会員制サービスも用意されています。

不動産事業

タマホーム株式会社は戸建住宅だけでなく、新築分譲マンション・オフィスビルのサブリース(転賃借)・区分所有権販売事業も行っています。

マンションの分譲においては各地域のエリアニーズに応えた品質を提供し、販売物件は順次全戸販売完了となっている状況です。

他にも「サブリース事業」では、所有物件を長期一括借り上げにて運用することで収益の最大化&長期安定の実現を目指すサービス内容です。

“企業の財務基盤の安定化”を図るサービスとして「区分所有権販売事業」も行っています。これはオフィスビルをワンフロアから購入できるサービスで、企業財務の安定化・事業の継続性を高めることが可能となります。

玉木伸弥の実績・偉業

玉木伸弥さんは入社間もない頃からしっかりと実績を残されています。
タマホームが全国的に知名度を上げたきっかけや、業界ナンバー1に向けた実績作りなど、玉木伸弥さんの偉業を紹介します。

広告宣伝部部長時代に大物芸能人をCM起用

2004年に玉城伸弥さんは広告宣伝部長になりました。
その2年後の2006年からタマホームでは大物芸能人を起用したCMを打ち出し、一躍全国に社名が知れ渡りました。

初めて起用した大物芸能人は「みのもんた」さんで「タマホーム、いいねぇ~。」というキャッチフレーズが印象的でした。そして次に登場したのが元SMAPの「木村拓哉」さんです。木村拓哉さんの出演CM内で流れる「Happy Life Happy Home タマホーム」というフレーズを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

以降も北島三郎さんや、氷川きよしさん、サンドウィッチマンさんやゴスペラーズ、Adoさんなど各個性を活かしたCMや、福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大選手や周東佑京選手、栗原陵矢選手を起用するなど、本社のある福岡県の地元愛の感じるCMも制作しています。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・エナジー2年連続受賞

玉木伸弥さんが社長へと就任された2018年から2年連続で「ハウス・オブ・ザ・イヤー・エナジー」の優秀賞と優秀企業賞を受賞しています。
この賞は“外皮と設備をセットで捉えたトータルとして省エネルギーな住宅”をテーマに環境負荷の削減推進と快適な住まい実現に貢献することを目的としています。

高い住宅性能と2013年に改正された省エネルギー基準をクリアした住宅設備の導入により見事受賞されました。

6県において着工棟数1位に

創業当時からの目標として「業界ナンバー1」を掲げているタマホームですが、2020年度には宮崎県・長崎県・佐賀県・大分県・香川県・山梨県の6県にて注文住宅新設着工数1位となりました。全国的には3位となっていて、業界ナンバー1までの目標まであとわずかといったところまで成長を遂げています。

また、ローコスト住宅や20代で建てる家としても人気が高いため、このジャンルでは業界ナンバー1を獲得する日も遠くなさそうです。

公益財団法人「1more baby 応援団」を立ち上げた

2015年に公益財団法人「1more baby 応援団」という財団法人を立ち上げています。
日本の妊娠・出産において“2人目の壁”という問題を解消するための取組を行う財団です。

“2人目の壁”とは、夫婦が第2子の妊娠・出産を希望しているが、経済的理由や家庭環境などによって第2子を諦めたり、躊躇してしまうことを指しています。

玉木伸弥さんはこの2人目の壁の解決を目的として、同じ想いをもった企業や自治体、NPOや個人の方と連携し活動の輪を広げられています。
活動内容としては調査に基づいた書籍の出版や、フォーラム、イベント、自治体との連携によるセミナーやリーフレット作成などです。

タマホーム株式会社の業績

タマホームの売上高は2021年5月期決算にて売上高218,092百万円と発表しています。
前年比より4%増えて住宅の受注数は上場以来、過去最高を更新したそうです。

タマホームでは創業当時からの目標があり、そのうちの1つが売上1兆円となっています。
2021年には「タマステップ2021」という中期経営計画が発表されていて、そこには2030年に売上高1兆円を実現するという内容が記載されているそうです。

コロナ禍により戸建ての需要が高まってきていますので、今後も売り上げを伸ばしつづける可能性は非常に高いと考えられます。

タマホーム株式会社の評判・口コミ

タマホーム株式会社で実際に家を建てた方や検討された方の評判や口コミについてまとめました。

最も目にした口コミは「低価格でおしゃれな家を建てることができた」・「ローコストなのに標準設備は期待以上の装備だった」等です。やはりタマホームの強みとなっている点がそのまま良い評判と直結している印象でした。

また、「設計の自由度が高くプランをいくつか準備してくれたが、予算との採算が合わず断念した」・「営業マンとの相性が合わなかった」等の予算や営業マンとの相性が合わずに検討したけど契約はしなかったという評判も複数みつかっています。

建築後のアフターサービスに関しては「当日に修理に来てくれた」方と「2ヶ月経ってもきてもらえなかった」等の両極端な口コミがありましたが、その時々の依頼数や内容、地域によっても差が生じているのかもしれません。

まとめ

以上、タマホーム株式会社の代表取締役社長 玉木伸弥さんのご紹介でした。

タマホームの知名度は間違いなく様々な芸能人を起用しているCMがきっかけになったと考えられています。大手芸能人を起用することを実行に移したと思われる玉木伸弥さんが社長となれば今後もタマホームは益々成長されることでしょう。

また、公益財団法人「1more baby 応援団」をきっかけにより幸せを感じられる夫婦が増えることを願うばかりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。