水口貴文さんはスターバックスコーヒージャパン株式会社の5代目社長です。
スターバックスは現在店舗数1,600店舗を突破していて、競合の多いカフェ業界でのトップに君臨しています。
そんなスターバックス コーヒー ジャパンの社長は一体どんな方なのでしょうか。
今回は水口貴文さんの経歴・実績・年収・性格・現在など気になる情報をまとめましたので、是非読んでみてください。
目次
水口貴文とは
水口貴文さんはスターバックスコーヒージャパン株式会社の代表取締役最高経営責任者(CEO)です。
2016年に社長へと就任し、現在は任期6年目を迎えています。(2022年1月時点)
水口貴文さんの性格・人柄は、人と違ったことをすることが好きな方で、それは仕事の選び方から姿勢までに表れているそうです。また、笑顔がとても印象的な方で、水口貴文さんの優しい人柄が伝わってくるといった評判もありました。
チャームポイントともいえるメガネが好きで、過去には毎日メガネを掛け替えていたといったエピソードもあります。
水口貴文のプロフィール
- 本名 :水口 貴文(みなぐち たかふみ)
- 出身 :東京都
- 生年月日 :1967年1月10日
- 学歴 :上智大学法学部国際関係法学学科 卒/ボッコーニ大学経営学修士課程修了
- 趣味 :ミュージカル観劇
- SNS :無
水口貴文の経歴
水口貴文さんの実家は靴の製造・販売を行っていた会社を営んでいて、家業を手伝うこともあった水口貴文さんは自然とセンスと経営などを学んでいきました。
水口貴文さんは大学卒業後、外資系コンサル会社のプライスウォーターハウスコンサルティングへ入社しました。当時は金融・証券・商社への就職が人気となっていましたが、人とは違ったことを好む水口貴文さんは皆とは違うコンサル業界へと進みましたが、早々に退社しイタリアへ行きボッコーニ大学経営学修士課程を修了(MBA取得)します。
帰国後は家業の靴屋を手伝っていましたが、家業の譲渡が決まり、2001年にルイ・ヴィトンジャパン株式会社(旧:LVJグループ)に入社しました。
2008年マーチャンダイジング担当副社長へ就任。
2010年LVJ株式会社取締役、ロエベ日韓株式会社代表取締役プレジデント&CEOを歴任しました。
当時ロエベのブランド力が低下傾向にあり、その立て直しを水口貴文さんが社長となり対応しています。
無事にロエベの立て直しに目途がついたタイミングでスターバックス コーヒー ジャパン株式会社からヘッドハンティングの声がかかり、2014年に入社しました。
スターバックス コーヒージャパン入社後、最高執行責任者(COO)に就任し、2016年に現在の代表取締役最高執行責任者(CEO)へと就任しています。
水口貴文の実績・偉業
水口貴文さんはスターバックス コーヒー ジャパン株式会社へ入社する以前から実績をもつ人物です。前職も含めて水口貴文さんの偉業・実績をご紹介します。
ブランドビジネスに精通している
水口貴文さんはブランドビジネスを非常に得意とした人物であることで有名です。
過去の経歴でもブランド力を活かしてビジネスを成功させてきました。
水口貴文さんにとって、以前勤めていたルイ・ヴィトンはブランドの学校のような存在だったそうです。その理由は『ブランド価値を創るための工夫があらゆるところで施されていた』からです。
そこで様々な経験を培い、ロエベでも実行し立て直しに成功した実績もあります。
そして、現在はスターバックス コーヒー ジャパンでもブランド力を活かしたビジネスを展開しています。
「LOEWE(ロエベ)」の立て直しに成功
2010年よりLVJグループ株式会社 ロエベジャパンカンパニーとロエベ韓国株式会社の代表取締役プレジデント&CEOに就任しています。
当時、ロエベ(LOEWE)はブランド力が低下傾向にあり、全体的な市場回復が必要となっていました。
そんな重大な任務を任されていた水口貴文さんはブランド力回復に向けて、『生産拠点の見直し』『接客サービスの改善』『店内の雰囲気の改善』『BGMの見直し』など細かなところまで手を加え、約4年間で市場回復の立て直しに目途を付けることに成功しています。
『人』が主役の店づくり
水口貴文さんがスターバックス コーヒー ジャパンの社長に就任してから『人が主役となる店づくり』を進めています。
その中で特に大切にしているのが『対話』です。
水口貴文さんはアルバイトを含めた店舗パートナー(スタッフ)と4か月に1度、店長と面談を行うことを決めています。
面談の内容は社員登用の意向や家庭事情等の内容が中心となり、その内容からどのような働き方がしたいのか、将来はどうありたいか等を話して実現へ向けます。
ドレスコード改定で多様性あふれる社会創りを目指す
2021年8月より、スターバックスコーヒージャパン株式会社は日本上陸後初のドレスコード改定を行いました。
特に髪の色については何年も前から検討を重ねていたらしく、スターバックスでは様々な年齢や国の人が働いているのに髪色を規定するのはおかしいのでは?といった意見を水口貴文さん等の経営陣が意見を尊重し、実行に至りました。
髪型以外にも服装の色や規定内での帽子の使用なども認められるようになりました。
また、ドレスコードの改定は水口貴文さんをリーダーとするスターバックスコーヒージャパンが“多様性あふれる心豊かな地域や社会を想像していく”といった目標を、お店を通じて実現していく施策の一つで、今後も多様性を意識した改革が行われていくことでしょう。
水口貴文の現在
水口貴文さんは現在、スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の社長となってから6年目を迎えようとしています。(2022年1月時点)
スターバックスは2021年に日本上陸25周年を迎えました。
また、スターバックスのブランド創業50周年という節目もあり、日本のスターバックスでは約1年かけてアニバーサリーイベントをいくつか展開してきました。
お客様とスターバックスで作るリレームービーや25周年スペシャル限定グッズの販売の他、47都道府県ごとに地元パートナー(スタッフ)が考案した『47JIMOTO フラペチーノ』が期間限定で発売されました。
北海道は『とうきび クリーミー フラペチーノ』、沖縄は『かりーちんすうこう バニラキャラメル フラペチーノ』など、各都道府県の名物を使用したフラペチーノの販売に話題を呼び瞬く間に完売した県もあるようです。
また、水口貴文さんは現在特に環境配慮を重視した取り組みを行っているようで、2019年より紙ストローへの変更、現在はカップシェアの実証実験を行っていて、今後実行されていく予定となっています。
水口貴文の推定年収・資産
2015年よりスターバックスコーポレーションの100%子会社となり、上場廃止となりましたので水口貴文さんの報酬についての公表がありません。
しかし、前社長の関根純さんは2014年3月期の報酬が2億2,000万円という情報があります。
よって、水口貴文さんの年収は2億前後ではないかと予想できます。
こちらについては引き続き調査いたします。
水口貴文の家族・恋愛・結婚情報
水口貴文さんはご結婚していて妻との間に子供が3人います。年齢は不明ですが、子供は長女・長男・次男の2男1女のようです。
水口貴文さんは仕事でもとても笑顔を大切にしている人物なので、恐らく家庭でも笑顔溢れる日常を過ごされているのではないでしょうか。
はアメリカ・シアトル発祥となっていて、シアトルで暮らす人々からは古くから親しまれていたお店となります。
スターバックスが日本に上陸してから、当時は珍しい『店内全面禁煙』やカフェの『ドライブスルー』を開設するなど新たな日本のカフェブームの火付け役として話題を呼びました。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社では環境保全に積極的で、タンブラー等のマイボトルを持参することで割引価格にてドリンク購入が可能だったり、マイストローの推奨や紙ストローでの提供へと変更したことなどがニュースでも大きく取り上げられ、評価されている会社です。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社とは
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社は1995年にザザビーリーグとの合弁事業により設立したコーヒーチェーン店の日本法人です。
現在はスターバックスコーポレーションの100%子会社となっています。
元はアメリカ・シアトル発祥となっていて、シアトルで暮らす人々からは古くから親しまれていたお店となります。
スターバックスが日本に上陸してから、当時は珍しい『店内全面禁煙』やカフェの『ドライブスルー』を開設するなど新たな日本のカフェブームの火付け役として話題を呼びました。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社では環境保全に積極的で、タンブラー等のマイボトルを持参することで割引価格にてドリンク購入が可能だったり、マイストローの推奨や紙ストローでの提供へと変更したことなどがニュースでも大きく取り上げられ、評価されている会社です。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の歴史
スターバックス コーヒーの第1号店はアメリカ・ワシントン州 シアトルに1971年開業しました。開業当時はコーヒーの焙煎を行う会社でしたが、1982年よりドリンクの提供も開始します。
日本に初めてスターバックスがオープンしたのは1992年です。
成田空港第2ターミナルの制限区域にあるフードコートにオープンしました。
しかし、当時はまだスターバックス コーヒー ジャパンの設立はなく、スターバックス側も“米国内の運営展開で精いっぱいのため、海外展開を始める予定はない”という発表があり、約9ヶ月で成田空港に設置した店舗も撤退しています。
1995年に株式会社ザザビーがスターバックス コーヒーとの合弁にて『スターバックス コーヒー ジャパン株式会社』を設立し、1996年東京都銀座に北米地区以外で初の店舗を出店しました。
その後、全国にどんどん店舗を展開し2013年には1,000店舗目を突破、年に100店舗前後の新規出店が行われ、現在も店舗数を増やし続けています。
2014年にスターバックス コーポレーションの完全子会社となり、今に至ります。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の事業内容・サービス
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社では『コーヒーストアの経営』及び『コーヒー・関連商品の販売』を行っています。
今回はコーヒーストアにて行っているサービスについて以下よりご紹介します。
ドリンクのカスタマイズが可能
スターバックスでは各ドリンクメニューをより自分好みにカスタマイズすることが可能です。追加料金が発生する場合もありますが、反対に無料で追加・変更できるメニューもあります。
クリームの増量やカフェインレスへの変更、シロップの追加等、SNSでオススメのカスタマイズを紹介している方もいますので、参考にすると良いかもしれません。
デリバリーサービス
スターバックスではデリバリーサービスも行っていて、ドリンクやフードをお好きな場所まで届けてくれます。
配達先は自宅だけでなく、公園やキャンプ場など幅広く対応しているため、いつでもどこでもスターバックスのコーヒーを楽しむことが可能です。
スターバックス コーヒートラベラー
ショートサイズ12杯分の淹れたてコーヒーを持ち帰り専用の容器に入れて購入ができます。
価格は2,916円(税込)でカップ・ポーションミルク・シュガー・マドラー・紙ナプキン・氷・手袋(アイス購入の場合)がつきます。
12杯分でも片手で運べる容器、使用後は小さく畳んで捨てることができることから非常に利便性が高いサービスとなっています。
他にもコーヒーポットサービスも対応していて、オフィスや来客時に淹れたてのスターバックスコーヒーが提供できるようになっています。(ショートサイズ10杯分)
モバイルオーダー&ペイ
近年様々な飲食店でも普及しているモバイルオーダーがスターバックスでも可能となっています。
アプリで事前に注文・決済を行うことでスムーズな商品受け取りが可能です。
また、ドリンクのカスタマイズもモバイルオーダー上で可能となり、店内飲食・持ち帰り問わず利用が可能となっています。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の業績・売上高
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の2019年10月~2020年9月の第26期決算公告では売上高1,738億1,000万円(前年同期比-13.6%)、営業利益8億6,600万円(-95.3%)で純利益は19億円の赤字という結果となっています。
緊急事態宣言による店舗休業や在宅ワークが増えたことで、駅前や繁華街の人の流れがストップしたことが大きく影響したと考えられます。
EC事業も以前より力を入れていますが、店舗に足を運ぶお客様が増えることが最も売上高の回復が見込めるため、スターバックスではテイクアウトサービスに注力している傾向です。
2020年よりは回復傾向にあると発表もありますが、安全を確保しながらの運営を引き続き続けていく意向のようです。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の特徴・強み
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社は店舗デザイン、カスタマイズドリンク等のバリエーション&オリジナリティの高さが非常に特徴的な会社です。
店舗は地域文化や周辺環境に合わせて様々な外装・内装が施されます。デザイナーは日本だけでも約30人います。
過去に『世界一美しいスターバックス』として富山県富山市にある店舗が選ばれたこともあります。
ドリンクについても先ほどもご紹介した通り、自分好みのドリンクにカスタマイズ可能なので毎回違った味が楽しめるので、飽きがきません。
同じスターバックス コーヒーの店舗でも毎回違った外観や雰囲気、ドリンクを楽しめることが最大の強みであると考えられます。
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の評判・口コミ
スターバックス コーヒー ジャパンで働いている従業員の口コミや評判を調査しました。
社風は企業文化を大事にしているため、研修はアルバイトも含めスターバックス コーヒーの理念やビジョンを学ぶようです。そのため、全体的に会社の向いている方向が共有されるため働きやすいといった口コミもありました。
お客様とのコミュニケーションを大切にしていて、それが大きく評価にもつながっているといった評判も多く、接客に関するマニュアルはほぼないので自分で考えて行動していきたい人向きのようです。
サービス業なので、就業時間が安定しないといった口コミも多くありましたが、ブランド力の高さからやりがいを感じていると答えている方が1番多く感じました。
まとめ
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社の代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)水口貴文さんの紹介は以上となります。
この記事を通して水口貴文さんの人柄や仕事ぶりが伝わると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。