三輪芳弘(興和)の経歴と年収は?息子/自宅/一族/実績を紹介

三輪芳弘の経歴

三輪芳弘さんは興和株式会社の代表取締役社長です。
興和株式会社はキャベジンコーワや三次元マスク、バンテリンなどの有名商品の販売を行っている他に、商社事業からホテル経営、ブランディング事業など多岐に渡って事業を展開しています。

ここでは、興和株式会社の社長を務める三輪芳弘さんのプロフィールや経歴・実績、推定年収や家族などに関する情報に加え、興和株式会社の事業内容についてもまとめて紹介しています。

三輪芳弘とは

三輪芳弘の顔画像

三輪芳弘さんは、元代表取締役社長 三輪隆康氏が会長への就任をきっかけに1995年に興和株式会社の社長に就任しており、現在も代表取締役社長を努めています。その他に日本セルフケ推進協議会の会長も務めています。

三輪芳弘さんの社長就任後からも興和は各業界で躍進を遂げていて、新型コロナウィルス感染症によるマスク不足の解消への取り組みにも大きく貢献されています。そして、経営は常にグローバルな視野で判断することを大切にしており、まさに現代に沿った考えを持つ人物です。

三輪芳弘のプロフィール

  • 本名:三輪芳弘(みわ よしひろ)
  • 出身地:愛知県名古屋市
  • 生年月日:1955年10月30日
  • 年齢:68歳(2023年3月時点)
  • 学歴:慶應義塾大学大学院商学研究科 卒業
  • 趣味:ゴルフ

三輪芳弘の経歴

三輪芳弘さんは興和株式会社の前社長である三輪隆康さんの第一子として生まれました。兄弟は弟と妹がいる3人兄弟で、母親は廣瀬純子さんという方です。

幼少期~高校までの情報については調査しましたが見つけることができず、高校卒業後は慶應義塾大学へと進学し大学院まで学生生活を送った後、卒業と同時に25歳(1980年)で興和株式会社に入社しました。

1988年にはグループ会社である興和紡績株式会社の取締役に就任し、1989年に興和株式会社常務取締役に就任しました。
その後、専務から副社長へと就任していき、1995年に当時の代表取締役社長である父・三輪隆康さんが会長に就任すると同時に、40歳で興和株式会社の代表取締役社長へと就任しました。

社長業以外にも、三輪芳弘さんは「日本一般用医薬品連合会会長」や「在名古屋タイ王国名誉総領事」、「中京ゴルフ倶楽部株式会社理事」などを務めています。

三輪芳弘の現在

三輪芳弘さんの現在について調査してみましたが、あまり公に出る方ではないのか情報が見つかりませんでした。
しかし、2021年7月2日に代表取締役社長 三輪芳弘氏が“新型コロナウィルス感染症患者を対象にイベルメクチンを投与する臨床試験(開発コード:K-237)を開始いたします。”と発表されたことがニュースとなっています。

イベルメクチンとは元々寄生虫を死滅させる薬として世界的に様々な用途で使われている薬品です。既に小規模にてオックスフォード大学で行われた小規模試験では、コロナ軽症患者に投与することでウィルスが減少することが分かっているそうです。これに素早く反応したのが三輪芳弘さんで、興和と北里大学の共同でイベルメクチンの臨床試験を始めることとなりました。

三輪芳弘さんは今現在も興和株式会社の代表として仕事に励まれているようです。

三輪芳弘の推定年収・資産額と自宅豪邸

三輪芳弘さんの年収や資産について色々と調べてみたのですが、公開されている情報はありませんでした。

しかし、2018年の役員報酬総額は5億8,100万円と公表されていました。
役員は22名で1人あたり2,640万円となります。取締役全てが同額の年収というのはあり得ないので、三輪芳弘さんの年収はかなり低く想定しても3,000万円は超えていると考えられます。

他にも三輪芳弘さんは興和株式会社の㈱を1,83%所有しているという情報や興和グループをここまで成長させた三輪一族であることから総資産額は数億円を超えているのではないでしょうか。

また、三輪芳弘さんの自宅は東京都大田区田園調布にあります。
田園調布といえば昔から高級住宅街として有名で、特に3丁目~4丁目が群を抜いた高級エリアです。そのエリアの中に一際目立つ豪邸が三輪芳弘さんのご自宅とされています。

三輪一族がスゴすぎる

三輪一族

興和株式会社の創立者は三輪芳弘さんの祖父である三輪常次郎さんです。

興和株式会社の歴史は明治27年に服部兼三郎さんが名古屋市で創業した「服部兼三郎商店」にまで遡ります。綿布問屋、繊維商社、織布業、紡績業と会社を発展させていきますが、残念ながら事業に難航し破産しています。

この破産した服部商店の事業を引き継いで再建したのが、祖父の三輪常次郎さんです。常次郎さんは1929年に社長兼専務取締役に就任しています。その後1959年に、三輪芳弘さんの父である三輪隆康さんが社長に就任し、現在は三輪芳弘さんに引き継がれています。

創業から120年以上の歴史を持つ興和株式会社は、三輪一族によって脈々と受け継がれています。

ちなみに、祖父の三輪常次郎さんには隆康さん以外にも子供がいて、四男・三輪緑四郎さんは興和地所元社長、五男・三輪文男さんは興和新薬元取締役を務めました。
そして、三輪芳弘さんの弟である三輪晃裕さんは興和株式会社の現取締役です。

このように三輪一族が主要ポストについており、結束感をもってグループ総売上4,000億円の興和グループを引っ張っています。

三輪芳弘の家族・結婚情報

三輪芳弘さん自身の家族は、結婚されていて奥様との間に娘さんと息子さんがいます。

息子の三輪尚臣さんは、現在、株式会社興和オプトロニクスの代表取締役社長と興和株式会社の取締役執行役員を務めています。

三輪芳弘さんの経歴と似ていることから、将来は興和株式会社の6代目社長へと就任される可能性が非常に高いのではないでしょうか。

三輪芳弘の実績・偉業

グローバルビジネス

三輪芳弘さんが代表取締役へと就任した後も興和株式会社は大きく成長を遂げています。
現代の流れを敏感にキャッチし、行動へと移し続けてきた三輪芳弘さんの実績や偉業は以下の通りです。

グローバル企業へと成長

元々、海外との事業展開を行っていた興和株式会社ですが、三輪芳弘さんが社長就任後は更にグローバル企業へと成長を遂げています。

1997年アメリカに米国現地法人を設立し、その後もイギリス、中国、シンガポール、ヨーロッパにも拠点を増やしています。

2003年に高コレステロール血症治療剤「リバロ」の製造承認を取得後、海外にも販路を広げ現在では海外の患者にも処方されるようになりました。

OTC医薬品やヘルスケアに関しては元々グループ会社である興和新薬株式会社と興和創薬株式会社が行っていたが、グローバル対応の強化のため興和株式会社が吸収合併したことも発表されています。

新素材「ミノムシの糸」の技術開発

2018年に興和と農業・食品産業技術総合研究機構との共同開発でミノムシからできた糸を製品化する技術開発に成功したことを発表しています。

従来のシルク繊維に代わる新素材として期待されているミノムシの糸は強度が高く、防弾チョッキや自動車部品、医療用機器などの様々な用途を検討しているそうです。
また、ミノムシ1匹から多くの糸の量を採取することができるため大量生産も可能。
このミノムシの糸を現在、繊維強化プラスチックで作られている製品に置き換えることで廃棄時に環境負荷がかからず、世界が目指す脱石油社会に貢献できると期待されています。

健康と環境を考えた新規事業への参入

三輪芳弘さんは興和グループの経営ビジョンである「健康×環境」というテーマを非常に大切に想っている方です。
新規事業についてもこの経営ビジョンを大事にして積極的に参入しています。

2011年に業務用のLED照明機器への参入を果たし消費電力を抑え、CO2削減を目指しています。
そして、2013年メガソーラー事業を開始し、静岡県富士市に敷地面積20,583㎡の「富士太陽光発電所」を設置し年間約150KWhの発電を行い低炭素社会の実現に貢献を始めました。
さらには2019年には富士市に続き、浜松市にも「浜松太陽光発電所」を新設し、現在一般家庭1500世帯相当の電力発電を行っています。

マクス増産など新型コロナウィルス感染症への対応

2020年に新型コロナウィルス感染症の流行で全国的にマスク不足に陥ったのは記憶に新しいかと思います。

この時、興和株式会社が即座に不織布マスクの増産を決定し実行に移しました。
更に国民に配られたアベノマスクの発注先として選出され受注額はトップを誇り、日本のマスク不足に大きく貢献しています。

興和株式会社とは

研究所

三輪芳弘さんが社長を務める興和株式会社は、興和グループの統括会社で愛知県名古屋市に本社のある会社です。

創業当時は綿布問屋として繊維を取り扱ってきた興和株式会社ですが、現在では非常に幅広いフィールドの事業を行っている会社で6つの事業に分けられています。

中でも、商社部門とメーカー部門が中心となっているようで、国内で認知度の高い商品だと医薬品の「コルゲンコーワ」や「キャベジンコーワ」が挙げられます。

また、国内だけでなく海外に向けた事業展開も行っていて、繊維製品だけでなく産業用機械や資材の輸出入やオーガニック素材にこだわった商品を中心に自社企画・自社生産を基本として展開しているオリジナルブランド「TENERITA」の運営なども行っています。

興和の商品

興和株式会社の歴史

原点は1894年に創業した「服部兼三郎商店」という綿布問屋です。
最初は愛知県名古屋市の鳴海、有松あたりでできる絞や知多木綿の集荷を行うお店でした。
1935年に海外初の駐在員事務所をボンベイ(現在のインド ムンバイ)に新設し、これをきっかけに海外各地に設置を広げていきます。

1960年に興和株式会社へと商号を変更、その頃には「紡績業」「光学機器」「医薬品」など、現在の興和を支える事業を開始しています。
2019年には創業125年を迎え、幅広い事業分野で環境保全や社会貢献に取り組み続けています。

興和株式会社の業績・売上高

興和株式会社の売上高は411,665百万円(2021年3月決算:連結)となっていて、ここ3~4年の業績はほぼ横ばいの状態です。

業績の安定感&信頼性により新型コロナウィルス対策で政府が国民に配布したアベノマスクの発注先の企業として興和株式会社も選ばれています。

興和株式会社のサービス・事業内容

健康

興和株式会社では大きく分けて6つの事業を行っています。
各事業のサービスや事業内容を下記にてご紹介していきたいと思います。

商社事業

商社事業では海外に向けて様々な製品や原料等を輸出入、三国間貿易を行っている産業関連事業部と、創業以来扱ってきた繊維製品を国内外問わず企画提案・生産・販売まで手掛けている生活関連事業部があります。

産業関連事業部の主な商材は「産業用機械」「船舶」「産業資材」「化学品」で産業全般に渡る商材やサービスを興和のネットワークを最大限に活用して世界中に提供されています。

生活関連事業部では創業以来から興和が扱ってきた繊維を利用して幅広い事業を行っています。モノづくりのノウハウは中国を中心とした東アジアの繊維製品の生産に活かされていることや海外現地法人を通じて欧米市場にも繊維製品の販売を行っているなどこちらもグローバルな事業展開を行っています。
また、興和にて自社企画・生産を基本としているオリジナルブランド「TENERITA」等のブランディング事業やアウトドア用品、ペット関連事業、通販事業も展開していて人々のライフスタイルのトータル提案を目指した事業部です。

健康・医療事業

OTC医薬品、ヘルスケア商品、サプリメント、医療用医薬品、医療機器の研究・開発・製造を国内外に向けて行っている事業部です。
胃腸薬である「キャベジンコーワ」や肩こりや腰痛を助ける「バンテリンコーワ」など薬局でよく見かける商品はこの事業部から誕生しています。

主な研究開発分野としては「生活習慣病領域」「免疫・炎症領域」「感覚器領域」の3分野となっていて東京創薬研究所と富士研究所、興和先端科学研究所の3拠点にて取り組まれています。

開発や前臨床試験、安全性試験はもちろん、2017年に設立した興和先端科学研究所では昆虫などの生物を対象としたバイオテクノロジー中心の研究を進めていて、基礎的かつ先進的な研究で社会貢献ができるような革新的素材の開発に向けて日々取り組まれているようです。

光学・電機事業

この事業は興和株式会社の関連会社である興和オプトロニクス株式会社と興環テクノ株式会社が中心として行っている事業となります。
事業内容は産業用レンズカメラや双眼鏡、望遠鏡などの「高機能レンズの提供」と環境に配慮した「LED照明機器」、「映像機器」、「再生可能エネルギー発電システム」等の業務用機器の取り扱いで、環境保全と最先端技術の両方を意識した事業を行っています。

ホスピタリティ事業

ホテル「名古屋観光ホテル」「ESPACIO THE JEWEL WAIKIKI」「ナゴヤキャッスル」の3店舗をマネジメントしている事業部です。

名古屋観光ホテルの運営で培った知識や経験を活かし、日本らしいお客様の満足に尽す文化を大切にした最高のサービス提供を心がけています。
新ブランド「ESPACIO」もハワイにありながらも日本の“おもてなし”精神を活かしたサービスを行い贅沢な時間が過ごせると人気の高いホテルとなっています。
※「ナゴヤキャッスル」は2020年9月30日をもって営業を終了となりました。

食品事業

食品原料から加工品まで幅広い商材の輸出入・卸売を行っている事業です。
LED照明と生産管理のノウハウを融合させた植物工場事業では、興和が生産する野菜ブランド「ベジリッチ」の栽培を行っています。衛生管理された環境で育てることができるため農薬を使わず安心安全な野菜の提供が可能となり、食を通して人々の健康に貢献する事業です。

不動産事業

グループ会社の「興和地所株式会社」が行っている事業です。
新築マンション事業「シュロス・シリーズ」の供給、新築戸建事業「シュプロス・シリーズ」の他、賃貸物件の運営も行っています。

様々な事業展開を行っている興和グループだからこそ各分野の最先端技術を結集し安心安全で細部にまでこだわり抜いた住まい提供が可能となっています。

興和株式会社の特徴・強み

興和株式会社の特徴は125年に渡る歴史による様々なノウハウをもっていることと、環境と健康を意識した事業を行っていることではないでしょうか。
日本での高齢化や新型コロナウィルスの流行により健康を意識したセルフケアへの注目が年々高まる中、興和では日々医薬品やセルフケア品の研究開発を行い人々の健康維持に貢献を行っています。
また、2050年温室効果ガス排出ゼロを目指す政府方針に沿って環境に優しい素材開発やクリーンエネルギーとして注目を浴びているLNG関連事業なども積極的に行っています。

そして常にグローバルな視野で事業を行い、世界規模での環境ビジネス・医薬品開発を進めることができる点が興和株式会社の最大の強みだと考えられます。

興和株式会社の評判・口コミ

興和株式会社は大企業、老舗企業ということもあり働きやすい環境がしっかりと整っている印象です。
女性は家庭や育児との両立がしやすい、福利厚生やコンプライアンスの遵守がしっかりしている等という従業員の口コミも多く見つかりました。

一方で仕事内容は日々単調のため仕事に対する達成感が得られにくい、キャリアアップに男女比が感じられる等と感じている方もいるようです。

まとめ

以上、三輪芳弘さんの経歴や業績、年収・家族、興和株式会社についてのご紹介でした。

「健康×環境」を考えた新事業、グローバル企業への躍進を遂げている興和株式会社の成長は、三輪芳弘さんの判断力や行動力の早さと的確さによるビジネスセンスの結果なのでしょう。

最後まで本記事を読んでいただきありがとうございました。